★栄養に関する情報★ 『大根使い切りレシピ』をご紹介します

管理栄養士の資格を持つ弊社社員が栄養に関する情報をお届けします!!

□■━━━━━━━━━━━■□
   ⑫大根使い切りレシピ
□■━━━━━━━━━━━■□

 

冬の大根は甘みが強く、栄養価も高いので積極的に摂りたい野菜の1つです。
今回は、大根を使い切るコツやレシピについてご紹介します。

 

●使い切るコツ

大根は上部が甘く、下部にいくにつれて辛くなるなど、部位によって味が変わる野菜です。

□上部(茎の部分)

・水分が多い
・甘みが強い
フレシッシュさを楽しむために生のまま食べるのがオススメです!
大根おろしは、上部を線維に沿っておろすとマイルドになります。

 

□中部

・やわらかい
・辛みと甘みのバランスが良い
大根本来を楽しめる大根ステーキやおでんなどのそのままの食感や味で食べるのがオススメです!

 

□下部(根の部分)

・水分が少ない
・辛みが強い
水分量が少なく調味料がなじみやすいので、煮物や漬物がオススメです!

 

●使い切りレシピ

□上部

「千切り大根のめんつゆおかかサラダ」

ぱくぱくもりもりとあっという間に食べることができるのオススメです!
お好みでごまやのりを加えると風味が増してさらに美味しくなります!

<材料>(2人分)
・大根 1/4本
◎めんつゆ 大さじ2
◎おかか 子袋1袋(2.5g)
〇きざみのり 適量
〇いりごま 適量
こねぎ 適量

①大根は皮を剥き、千切りにして手で絞ってしっかりと水気を切る。
②ボールに◎と〇を入れ混ぜ合わせる。大根を加えてよく合えれば完成。お好みで小ねぎを散らす。

 

「揚げ餅と砂肝のみぞれ和え」

上部を使うと辛みの少ない大根おろしになります。
砂肝のコリコリした食感と餅の食感がたまらない一品です!

<材料>(2,3人分)
☆合わせみぞれ☆
・大根 1/3本
・にんにく 1/2片
・甘酢 大さじ1
☆甘酢☆ お寿司や野菜炒めなど何でも使えるのでオススメです!
酢 300ml
砂糖 大さじ8
塩 小さじ2
・しょうゆ 大さじ2
・餅 2~3個
・砂肝 4~5個
・小麦粉 大さじ1
・揚げ油 適量
・塩 少々
・細ねぎ 適量
・七味唐辛子 適量

①大根の皮を剥き、縦4等分に切ってすりおろし、ザルに上げて軽く水気を切る。
 にんにくもすりおろし、他の合わせみぞれの材料と混ぜ合わせる。
②餅は1個を3~4つに切る。砂肝は白い部分を削ぎ落し、表面に細く切り込みを入れて小麦粉と絡める。
③170℃に熱した揚げ油に餅と砂肝を入れて揚げ、合わせみぞれに加えて和える。
 器に盛って刻み細ねぎを散らし、お好みで七味唐辛子をかける。

 

□中部

「ぶり大根」

寒くなってきたこの時期に食べたい一品です。
少し濃いめに作ってご飯と一緒に食べるとご飯がとてもよく進みます!

<材料>(2人分)
・ブリ 2切れ
・塩 少々
・大根 4cm
・水 200cc
・しょうゆ 大さじ2
・さとう 大さじ1
・酒 大さじ1
・しょうが(チューブ) 小さじ1
・ごま油 大さじ1

①ブリの両面に塩を少し振って置いておく。
②大根は厚めに皮を剥いて7~8mmの暑さに半月切りにし、耐熱容器に入れ電子レンジで500Wで5分間加熱する。
③ブリの水気をしっかりと取って半分に切る。
④フライパンにごま油を熱し、大根とブリを中火で焼く。
⑤ブリと大根の両面にうっすらと焼き色がついたら水を入れて沸騰させる。
⑥沸騰したらさとう、みりん、酒、しょうゆ、しょうがを加えてもう一煮立ちさせる。
⑦アルミホイルなどで落とし蓋をして弱火で5~10分煮込む。

 

「ふろふき大根」

大根の淡い味にみそが良く合います!
少し時間はかかりますが、とても簡単に作ることができて体が温まります。

<材料>(1人分)
・大根 半分
・米 大さじ2
・水(下茹で用) 3カップ
◎水 3カップ
◎酒 大さじ1
◎昆布 1枚
☆味噌だれ☆
・味噌 大さじ3
・みりん 大さじ2と1/2
・さとう 大さじ2
・酒 大さじ1と1/2
・ゆずの皮 お好み

①小鍋に味噌だれの材料を入れ、弱火にかけて少し煮詰める。
②大根は3cmの暑さに切って面取りをする。十字に隠し包丁を入れる。
③鍋に水と大根と米を入れ、弱火で30分ほど煮る。
④煮汁を捨てて大根を洗う。
 鍋に大根を戻し、弱火で30~40分ほどコトコト煮て大根が柔らかくなったら味噌をかけてできあがり。

 

□下部

「大根と油揚げの粕汁」

酒粕と聞くと苦手の方もいらっしゃるかもしれませんが、味噌と合わせることでとてもマイルドになり食べやすくなります!
体の芯から温めるので冷えた日にぜひ作ってみてください。

<材料>(2~3人分)
・大根 1/6本
・にんじん 1/6本
・板こんにゃく 1/4枚
・油揚げ 1/3枚
・三つ葉 1/3束
・だし汁 600ml
・酒粕 100g
・酒 大さじ3
・塩 小さじ2/3
・合わせ味噌 大さじ1
・薄口しょうゆ 小さじ1
・一味唐辛子 適量

①大根は皮を剥いて縦2~4つに切り、幅5mmの半月切りまたはいちょう切りにする。
 にんじんは皮を剥き、大根の大きさに合わせて切る。
 板こんにゃくは縦半分に切って厚みを半分にし、さらに薄切りにする。
 油揚げは熱湯をかけて表面の油を抜き、細切りにする。
②三つ葉を水洗いし、根元を切り落として長さ1cmに刻む。水にさらしてアクを抜いて水気をしっかりと切る。
 酒粕は小さくちぎる。
③鍋にだし汁、大根、にんじん、油揚げ、酒粕、調味料を入れて強火にかける。
 煮立ったら少し火を弱め、アクを取りながら大根がしんなりするまで煮る。
④板こんにゃくを加えて2分ほど煮る。最後に三つ葉を加えてひと混ぜし、薄口しょうゆで味を調える。
 お好みで一味唐辛子をかける。

 

「やみつき大根」

ポリポリが止まりません!おつまみにもどうぞ。

<材料>
・大根 1/3本
◎しょうゆ 80cc
◎酢 80cc
◎さとう 50g
◎唐辛子の輪切り ひとつまみ

①大根の皮は剥かずに1cm角の柏木切りにし、を底の広い器に入れる。
②鍋に◎を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて熱いうちに大根にかける。
③ラップか蓋をして密閉し、冷蔵庫で一晩漬ける。一晩経ったら器にうつしてできあがり。

 

□皮

「さつま揚げ入り塩きんぴら」

だいこんの皮もきんぴらにすることで美味しく食べることができます!
無駄なく最後まで美味しくいただきましょう!

<材料>(2人分)
・さつま揚げ 3~4枚
・大根の皮 1/2本
・にんじん 1/4~1/2本
・塩昆布 10g
・みりん 小さじ2
・ごま油 小さじ2
・一味唐辛子 適量

①さつま揚げと大根の皮は幅5mm幅に切る。にんじんは皮を剥き、5mmの棒状に切る。
②フライパンにごま油を中火で熱し、大根の皮とにんじんをしっかりと炒め合わせる。
③全体がしんなりしたらさつま揚げ、塩昆布、みりんを加えてさらに炒め合わせる。
 器に盛り、一味唐辛子をかける。

 

 

上部から皮までいろんな料理に使うことができる大根はとっても魅力的な野菜です!
部位ごとに特徴が異なりますので、違いを知った上で料理を作るとさらなる大根の魅力に気づきますよね。
どれも簡単なレシピばかりなので、ぜひ試してみてください!

 

ライフサポートサービス
facebook https://www.facebook.com/lifesupportservice.kawaguchi
twitter  https://twitter.com/Lifesupport_S