★栄養に関する情報★ 『コンビニの食品添加物』を解説します

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  ⑦コンビニの食品添加物
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手軽に買うことができる便利なコンビニには、たくさんの添加物が使用されているので、注意が必要です。。
今回は、コンビニで売られている食品についてご紹介したいと思います。

 

●食品添加物とは?

食品衛生法第4第2項において、
「食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいう。」
と定義されています。

食品添加物には、4種類に分類できます。

・指定添加物

厚生労働省が指定した、使用して良いと定めた添加物(463品目)

 

・既存添加物

指定添加物以外で長年使用されていた実績があるものとして厚生労働省が認めたもの(365品目)

 

天然香料

花・草木・果実などの植物、ビーフ・ポーク・チキンなどの食肉類、鰹節・ホタテ貝などの魚介類、エビ・カニなどの甲殻類から抽出された天然の添加物

 

・一般飲食添加物

果汁や野菜ジュースを着色料として使用したり、コンニャク抽出物を増粘安定材として使用するなど一般の飲食原料を添加物として使用するもの
※コンビニの食品で使用されている添加物は、「一般飲食添加物」になります。

 

●食品添加物の主な役割と必要性

食品添加物は色々と言われていますが、食品衛生法によって厳しく品目や量が決められていますので、
食品添加物の摂取が原因で病気になることはありません。

<食品添加物の主な役割>

・食品の保存性を良くする(保存料、酸化防止剤、防カビ剤など)

・食品の風味を外観を良くする(甘味料、着色料、香料など)

・食品の栄養価を高める(ビタミン、カルシウムなど)

・食品の製造加工に必要(消泡剤、pH調整剤、膨張剤、乳化剤など)

 

●コンビニの食品で使用されている食品添加物の例

・合成保存料

食品中の微生物(細菌やカビなど)の繁殖抑制し、腐敗や変質を防ぐ

 

・合成着色料

食品の色調を調整して見栄えを良くする

 

・合成甘味料

砂糖は酵母(イースト)の栄養源になりやすいため、酵母の繁殖による食品の品質劣化を防ぎ、保存性を高める

 

・発色剤

食品中の色素に作用し、安定した色素を生成する作用がある

 

・殺菌剤

食品中の腐敗や細菌などの微生物を死滅させる

 

・品質改良剤

麺やかまぼこなどの魚肉練り製品に弾力と柔らかさを与え、食感を良くする

 

・化学調味料

旨味を化学的に合成した調味料

 

・防カビ剤

食品の保存性を高めるための保存料

 

・pH調整剤

食品の腐敗防止や変色防止

 

・乳化安定剤

乳化・消泡・気泡などの目的で使用する

 

・酸化防止剤

自らが酸化することで他の食品そのものの酸化を防ぐ

 

・増粘補強剤

食品に粘土を付けたり固めたりする

 

・漂白剤

加工食品の原料や野菜・果物の色素を脱色する目的で使用する

 

●コンビニで上手な選び方

・おにぎり

鮭が最も添加物が少ないので、おにぎりを買う時は鮭おにぎりがオススメです。
また、昆布のおにぎりも比較的添加物が少ないおにぎりです。
ちなみに、添加物が多いおにぎりは明太子やタラコのおにぎりなので、注意ください!

 

・フランスパン

フランスパンはパン本来の原料のみで作られている場合が多いので、他のパンに比べてオススメです。
中に挟まれているミルククリームを取り除くと、より添加物の量を減らすことができます。

 

・和風のお弁当

白米+魚や鶏肉、野菜がメインのお弁当なので、肉類メインの洋風のお弁当よりは添加物の量が少ないです。
ただ、ウインナーやから揚げには多くの添加物が含まれていますので避けたほうが無難です。

 

・味付けたまご

すでに塩味が付いているので、何もかけずにそのまま食べることができます。
小腹がすいた時などにも気軽に食べられるのでオススメです。

 

・さばの塩焼き

電子レンジで温めるだけでふっくらと美味しいさばを食べることができます。

 

 

少し意識するだけで、添加物は減らすことができます。
コンビニに行った際には、参考にしていただけると幸いです!

 

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